私だけのアイドルだったのにな選手権

私だけのアイドルだったのにな…※アイドルマスターSideMの二次創作企画です。公式様とは一切関係ございません。

#私だけのアイドルだったのにな選手権 予選第9ブロック

皆様お疲れ様です。つのです!いよいよ#私だけのアイドルだったのにな選手権 予選第9ブロックです。今回の投票期間は1月20日0:00~1月21日23:50です。ご注意ください!投票フォームはページの一番最後にございます。好きなエピソード3つに投票してください。

1.東雲荘一郎

神谷くんほどではないけれど、東雲くんもかなりの数のチョコレートを貰っていました。彼はこの頃からお菓子作りが上手だったので、お返し目当ての子も多かったみたいですけど…… バレンタイン当日、東雲くんがひとりで居る時を見計らって渡そうと思ったら、私が持つあからさまに本命ですみたいな包装を見て「渡しておきましょうか?」なんて言うんですよ。 東雲くんは私なんか全然眼中に無いとか、東雲くんのことが好きなこの気持ち自体も否定されたみたいとかでもう気持ちがぐちゃぐちゃになって泣いてしまった私に、「すみません」なんて言ってたけど全然分かってなかったと思います。 結局渡せなかったチョコレートを帰り道に自分で食べたんですけど、とてもじゃないけど食べれたものじゃなくて。公園のゴミ箱に全部捨てました。

2.若里春名

若里にドラムを叩き込んだのは紛れもなくこの私です。若里とは同中クラスメイトだったのですが律儀に私が吹奏楽でパーカッションをやってたことを覚えてたらしくて、ドラムを教えて欲しいと連絡があり事情を聞いて練習に付き合うようになりました。週に一、二度くらいの頻度で地元のカラオケボックスのテーブルにタオル敷いてバチで叩く練習してました。基礎だったり、バンドでやる曲の譜面だったりいろいろやりましたね。もともとセンスあったので上達は早かったのですが、リズムを保つのは苦手らしくこれには私も苦戦させられました。若里も上手くなったしお互い忙しくて自然と会わなくなっちゃったのですが、久しぶりに連絡がきたと思ったらアイドルになったって報告だったから流石に驚きましたよ…留年してたと聞いた時よりも(笑)もともとそういう関係でもなかったし、これから先二人で会う機会は無いと思います。寂しさは多少はあるものの、頑張れよ!って気持ちでアイドル若里春名の活躍を画面越しに見守ってます。 

3.冬美旬

 高1のとき、冬美くんや榊くんと同じクラスでした。もともとはクラスの友達が榊くんのことが好きで、私は応援している立場でした。バレンタインのとき、友達からひとりは恥ずかしいと言われ榊くんにチョコを渡す現場に連れて行かれました。そのとき榊くんの隣にいた冬美くんと目が合い、その瞬間からドキドキするようになりました。それから友達と一緒にいるときは、榊くんのことを見ているふりをして冬美くんをチラ見していました。品があるけど意外と男子高校生っぽいところ、でも他の男子みたいに下品なネタで騒がないところが好きでした。2年はクラスが別になったのでもう何も関わりがないです。アイドルになったと知って、ホワイトデーでもいいから何か渡しておけばよかったと思いました。

4.柏木翼

柏木先輩と同じ大学出身です。在学中は接点なかったんですけど、就活中、先輩がいた航空会社のOB訪問で知り合いました。OBとして1.2年目の人が面接後にカフェとかでアドバイスをしてくれるんです。先輩はあがり症な私にすごく親切に自分の就活中の体験とかを話してくれて、でも喋りながらすごい量の料理を食べてたのがなんだかギャップで印象に残ってます笑 最終面接が4年の夏頃だったので、それまで3ヶ月くらいお世話になりました。無事内定を頂いた後は報告をしたきり連絡を取ることは無かったんですが、一緒に働けるのを楽しみにしてるよ!って言ってくれてとても嬉しかったんです!でも入社式ではいらっしゃらなくて、しばらくしてテレビ見たら先輩がでてたのでびっくりしました笑 一緒に働きたかったけど、先輩に背中を押してもらった身としては、柏木先輩がアイドルとして色んな人の希望になってるのがとても嬉しいです。いや、何目線だよって感じですけど笑 

5.伊集院北斗

中学生のとき、北斗くんと同級生でした。中学生の北斗くんは今の軟派な感じとは少し違いました。気さくな感じではあったんですけど、口説くとかじゃなくて、誰にでも優しくて、誰よりも真面目で……きっと誰よりもピアノを愛してたと思います。 なので、ピアノをやめたと知ったときは驚きました。私はピアノを弾いている北斗くんが好きでしたけど、今のJupiterでアイドルしている北斗くんも素敵だなって思います。真面目な北斗くんを知っている分、「エンジェルちゃん」とか言う北斗くんは少し面白いけど。笑 私が告白したときに、『君みたいな素敵な人は僕にはもったいないよ』って私を振った中学生の北斗くん。そのときの北斗くんの耳まで真っ赤な顔を知っていることが私の中での1番の自慢です。

6.握野英雄

英雄とは高2の時に同じクラスになりました。誰にでも優しくて明るい英雄でしたが、当時の私は、怖がって自分から話しかけることはできなかったです。 実際英雄とは中学は一緒だったけど、関わりはなくはじめて話したのが高2の時でした。 珍しく母からのおつかいで近所のスーパーに行った時、英雄が犬の散歩をしているところに遭遇しました。 向こうが気づいてくれて声をかけてくれてはじめて話しました。実際に話してみると、噂通りめちゃめちゃいい人でびっくりしました。 クラスでもまさかの席が隣になっちゃいました。 弟がたくさんいて大家族なこと、いつもあの時間に犬の散歩をしていること、実は甘いものが好きでパンケーキが大好きなことなどあまり多くの人に言っていないような好物のことも教えてくれました。 今思い返しても英雄のことを好きになるのは必然だったと思います笑 あんなまさしくヒーローのようなかっこいい男と関わったらみんな好きになりますよ。 高2の終業式の後、英雄に告白しました。 結果は、「気持ちを伝えてくれてありがとう。でもごめん。実は俺、警察官になりたいんだ。そのために勉強と体力づくりにより専念したいから、今は彼女を作る気は無いんだ。」と振られました。 理由もわざわざ話してくれてなんとも英雄らしい振り方だと思いました。 失恋で辛かったけど、警察官ほど英雄にぴったりな職業はないと思い、笑顔で応援の言葉をかけました。 涙を見せたくなくて言葉をかけた後すぐに背中を向けて校舎に帰っていく時、英雄は「好きになってくれてありがとう。また散歩の時に会ったら話そうな!」と言いました。 家に帰っていっぱい泣いたあとは、なんなんだよ!こいつ最後の最後までいい男すぎるだろ!こいつ好きになった自分最高かよ!って乗り切りました。 自分も大学受験が控えていたので、3年生になってからは英雄の散歩の時間に合うことはなく、話すことはなくなっていました。 卒業式で英雄が「警察学校受かったんだ!俺がんばるな!」って言ってきて、おめでとうの気持ちと同時に、振った女に律儀に言ってきたことになぜかキレそうにもなりました。 私は大学でもそれなりに恋愛をして、社会人にもなり英雄のことを忘れかけてた頃に、アイドルになったっていう噂を聞いてほんとびっっっっくりしました。なんで?どうして?何があった?と不思議でたまらなかったです。でも、テレビでたまたま英雄がアイドルになった理由を話していて、あぁ、この人はずっと変わらないな、と感じました。 テレビでFRAMEの、英雄の歌を聞いて、社会人1年目の私にもそれはもうぶっ刺さって、失恋した時くらい泣いてしまいました。 わたしもがんばって生きていこうと励まされました。 英雄、お互いがんばろうな。でも地元戻ってもスキャンダル出してほしくないから散歩の時間とはズラして買い物行くよ。

7.葛之葉雨彦

昔少しだけテレビ局のADをしてて、局内の掃除をしてくれてた清掃業者の一人がこの人だったと思います。下の名前を知らないので確証はないんですが。でもネームプレートは「葛之葉」だったし、あれだけ背高いオールバックの掃除屋さんはそうたくさんいないと思うので……合ってるはずです。 若いADの中では「背高くてかっこいい」派と「たまにじっとこっち見てくる時あってキモい派」で別れていて、私はお恥ずかしながら前者でした。 何かのロケの後早朝まで残業して編集して、へろへろになりながら退社しようとした日、あの人から「お疲れ様です」って低い綺麗な声で言われたのを覚えてます。あんな時間帯に労いの言葉をかけてもらえるのはとてもありがたいんですが、誰もいないフロアの暗がりから言われたから私めちゃくちゃオーバーに驚いちゃって……くすくす笑われて……恥ずかしすぎて私も笑うしかなかったです。でも、深夜に暗がりから話しかけられたら驚くに決まってません? 結局その後、残業がきつくて仕事を辞めてしまったんですが、当時の番組にあの人がアイドルとしてゲスト出演しているのを見てまた驚きました。もう少し続けてれば葛之葉さんとロケに行けたかもなって思うと、ちょっと悔しいです。 向こうは流石に私を覚えていないと思うので、しれっと握手会に行ってみようと思ってます。 あの人が通った後って、甘い匂いするんですよ。あれ、何の香りなんだろう。どこの香水を使ってるのか、今度こそ聞いてみたいんです。

8.秋山隼人

高校1年生のときの同級生でした。きっかけは本当なんでもないんですが、ある席替えのタイミングで秋山くんの斜め後ろらへんの席になったことがあって。 プリント回すときにこう、絶対後ろ振り返って見て渡してるんですよ。ちゃんと受け取れるように。それに、枚数多いなって気付いたときに後ろに回さず自分で持っていくんです。 細かいことに気付いちゃうとつい目で追っちゃって、そういうふとした瞬間の優しさが良いなって思ってました。 周りの友達は軽音部の他の人、さかきくんとか若里さんとかかっこいいって言ってたんですけど、私は秋山くんが好きとも言い出せないままクラスが変わり、秋山くんたちはアイドルになってしまって…… もし言ってたらなにか変わったのかな、でも忙しそうだけど楽しそうな姿を見ていると関係なかっただろうな、と。 今は時々廊下ですれ違うくらいですが、いつか応援しているとだけでも伝えられたらなと思います。

9.ピエール

ピエール様が祖国におられたとき私はメイドとして働いておりました。 ピエール様は私達メイドにも気を配ってくださるとても心優しい方でした。 そんなピエール様に心惹かれてしまうのも無理はありませんでした。 ですがピエール様は王子であらせられますのでこの恋は墓場まで持っていこうと決めております。 どうか亡命先でも貴方が幸せでありますように。

10.北村想

想楽くんと同じバイト先で働いていました。バイト先の飲み会にたまに顔を出す想楽くんを目当てに、私も飲み会に足を運んでいましたが、ある時想楽くんが急にバイトを辞めてしまって、タイミングが合わず、送別会もできずじまいでした。その後「お世話になりました」と一言だけメッセージが来て、やり取りをしたのが未だに忘れられません。今はどこで何をしているのか……

11.舞田類

ウチらが卒業する時に卒業パーティで「恋をはじめよう」歌ってくれる約束だったのに何やめてんだよ(笑) ウチ的にはマイケルは絶対ほくほくパートは譲れなくて、とーまは美術のカトセンで翔太くんは体育のじゅんちゃんが理想だったんだけど、まさか次郎ちゃんと硲とアイドルになるとか信じらんないし!しかもちゃっかりjupiterと同じ事務所!あと1年ちょい教師続けてくれれば最前でマイケルの恋はじ見れたって思うとちょっと悔しいー、、、

12.古論クリス

大学生の時、ころくりの授業とってました。 正直海のこととか全然興味なかったんですけど、顔がいいから聞いてて。みんな興味なさそうに内職してたけど、あの授業で私だけが真面目に受けてたんです。 それなのに気づいたら私のことなんて全く覚えてないころくりはアイドルになってて、私は水族館で働いてる。わけわかんないです。

13.天道輝

家族で遊園地に遊びに行って迷子になってしまい、まだ小学生にもなってなかった私はただただ泣くことしか出来なくて、そこに1人の男の人が『大丈夫か?家族とはぐれた…?そっか、不安だよな…よし!もしかしたら迷子センターにいるかもしれないし、一緒に探しながら行ってみようぜ!』って声を掛けてくれて一緒に探してくれました。 探してる間にヒーローが好きでヒーローショーを見に来ていた事など他愛ない話をしてくれて、いつの間にか笑顔になっていました。 家族とも無事に会えて安心したけど、その日から私は名前も知らない彼のことを忘れられなくなりました。 それから何年か経ったある日、たまたまテレビであの時の彼らしき男性を目撃しました。ヒゲを生やしてて昔とは少し違ったけど、それでも笑顔や面影はあの時のままで…この気持ちが恋だったことを自覚しました。 また大好きな彼の元気そうな姿が見れたこと、叶わない恋をしてしまったこと…色々な感情が混ざって昔のように泣きました。 私のことは覚えてないだろうけど、これからも天道輝くんは私の一番のヒーローです。素敵な出会いを本当にありがとう。これからはファンとして応援させてください。誰よりも大好きです。

14.鷹城恭二

鷹城君との出会いはコンビニで、バイトの先輩と後輩という関係でした。自分が先輩です。挨拶はちゃんとするけど基本的に無愛想で、もうちょっと笑顔でね〜なんてたびたび声掛けたりもしてたんですけど、でもまあ不快感はなかったしコンビニバイトなんてこんなもんだろうな、と思って本気で注意しているわけではありませんでした。時々遊びに来る花屋の店長さんと金髪の美少年(言うまでもなくみのりさんとピエール君なんですけど)相手だと楽しそうに笑ってることもあって、しかもその顔がわりと可愛いので、ちゃんと笑えてるじゃん!とか言ってからかうこともあったりして、で、まあなんやかんやあって鷹城君はバイトを辞めることになったんですけど、最後のシフトの日、「○○さん、今日までお世話になりました。最後まで愛想悪くてスミマセン」「一応、自分なりに気にしてはいたんで、○○さんみたいに笑って接客できたらなって意識してはいたんすけど……」とか言ってた人がテレビでめちゃくちゃ笑顔で歌って踊ってるのを見るたびに、あのイケメン王子様スマイルは自分が育てたんだぞっていう気持ちになります。これって恋だったんですかね。

15.硲道夫

恋、だったのか今でもよく分かりません。 だけど周りの子達がうざいとか何考えてるか分かんないとか言って硲先生をシラケた目で見てた中、私はそれに乗っかりたくなくて。 先生が実は誰よりも私達のこと見てくれてて、一生懸命考えてくれてたって私知ってたから。 表情はあんまり変わらないし、言い方も平坦で最初はちょっと苦手だったな。 でも、数学のテストで赤点取った私が思い切って質問しに行ったら、最終下校時刻までとことん付き合ってくれました。 その日から硲先生のことをずっと、ずっと目で追って。 苦手だったはずの数学の授業が待ち遠しいだなんて思う日が来るとは思わなかった。 けど、卒業式の日、私見ちゃったんだ。 式が終わった後、硲先生にひと言伝えたくて探し回ったんだけどどこにも居なくて そう言えば化学の山下先生と仲良かったし。 2人で思い出話でもしてるのかなって 第二校舎の奥にある化学準備室に行ったんです。 そしたら、 あー...やっぱりダメだ。 私だけの秘密にしておこうと思います。 けどこれだけは言わせて 私、硲先生のこときっとずっと忘れらんないよ。

16.桜庭薫

 桜庭とは高校の時、物理選択の授業で隣の席でした。物理の授業は隣の奴と交換採点をすることが多くて、いつも俺は桜庭のほぼ満点みたいなプリントを丸つけしていました。逆に桜庭は丸は付けず間違ったところだけに赤を入れるタイプで、俺のプリントは赤だらけになって突き返されていました。ある日、消し忘れた落書きの絵に桜庭が「2点」と書いてきて、「いやこれ何点満点?」と尋ねたのが話すようになったきっかけだと思います。それから同じ医学部を目指す同士でつるむようになりました。勉強を教えてもらったり、出題し合ったりして、高校三年生の1年間はあっという間に過ぎていきました。いろいろ切磋琢磨はしたものの、結果は桜庭だけが合格でした。なんとなくそうなるんだろうとは思っていたけど、桜庭はそうでは無かったらしく俺以上にショックを受けてて、その時俺は始めて、もっと勉強すれば良かったと思いました。諦めなきゃよかった。諦めてしまったことを、桜庭に話しておけば良かった。それから桜庭と何を話したかは覚えていません。ただ卒業式の時に写真を一枚撮ったきりです。桜庭がアイドルになったと聞いてCDを買いましたが、なんとなく聞けないままでいます。

17.紅井朱雀

修学旅行の夜、女子部屋で「好きな人せーので言おう!」みたいになった時、紅井って言ったら翌朝クラスじゅうにバレてました。本人も知ってたと思います。その後1回も話さなかったけど、こっそりバレンタインだけ渡しました。お母さんに言われたのか、卒業式の時にお返しをくれて、本当に嬉しかったです。向こうは絶対覚えてないだろうけど、私は一生覚えてます。

18.花園百々人

あの…えっと、話すの苦手なので、ゆっくりになります。あの、私は、その、高校…花園さんとは別の高校なんです。でも、あの、学校でやるコンクールとかって一緒、じゃ、ないですか。それで、その、凄く、彼の…花園さんの絵、綺麗だったんです。とっても。なんで1位じゃ無いんだろうって思うくらい、私の中では金賞取ってたんですよね。…私の絵なんか、入賞すらしませんでした。ははっ、ある意味嫉妬ですね。でも、本当に綺麗だったんです!あの時、「この人は何を感じて描いたんだろ」って思いました。神様は平等じゃ無いですから。本当に……良い絵を、描くなぁって。名前だけ知ってて、勝手に嫉妬して、気付いたらアイドルですもんね。彼がまだ絵を描いてたら……ううん、描いてて欲しいんですよ、私。 あの時、私が絵を描くことを諦めたくらいの努力と才能を持っている彼に、絵を描くことをやめて欲しくないんです。………すみません。変な事を言いました。えと、あー…応援、してます。

19.山下次郎

私が山下先生と仲良くなったのは、初めての勤務校で隣の席になったことがきっかけでした。何もかも慣れない仕事ばかりで忙しいのに採用試験の勉強もしなければならなくため、疲弊していました。そんな中で山下先生はまだ大学卒業して間もない私が日々仕事に追われていることを気遣って、よく飲み会に連れて行ってくれました。最初は数人だった飲み会も、何度か重ねていくうちに2人で飲むことも多くなってきて、より、私は山下先生を意識していくようになりました。きっと山下先生も同じ気持ちだったと思います。  夏頃にはお互いの家に行き来するようになって、「嗚呼、大人同士で付き合うってこういうことなんだな」って勝手に大人になった気持ちでいました。次郎先生は飲み会の時、滅多に酔いませんが、私とお家で飲む時は少しだけ顔が赤くなり、いつもより少しだけおしゃべりになります。それがとても嬉しくて、私だけが知ってる顔なんだろうなって心の中で大切にしまっていました。次郎先生の特別を知っているし、次郎先生は私に対して直接的な言葉じゃなくても大切だってことを伝えてくれていたので、とても一緒にいて安心しました。  私が私情で実家に帰らなければいけなくなり、お別れという形になりましたが、今でも思い出すと涙が出てきそうです。人生やり直すならもう一度山下先生と出会いたいです。

20.木村龍

彼とは高校時代同級生で、高一の時はクラスメイトでした。私はクラスに一人はいる大人しい読書好きの女子で、彼はいつも友達と一緒にいる明るい男の子だったから関わることはないんだろうなって思ってたんです。 でも目の前で靴紐が切れて転んだら流石に手を差し出すでしょう?木村くんに手を差し出してからしまったって思った。男の子ってホラ、格好つけたがるし。嫌がるかなって、慌てて手を引こうとしたら木村くんは「ありがとう!」って笑顔で私の手に掴まってくれたの。 顔に擦り傷作ってたから、絆創膏もあげたら喜んでくれて。「大事にするね!」って言われたから今すぐ使ってって言ったけど。 重なった手もゴツゴツはしてなかったけどちゃんとしっかりした男の子の手のひらで、ちょっと温かい体温も、今でも覚えてる。

21.渡辺みのり

 私が会社の異動で、商店街の近くに引越して来た際にご挨拶したのが花屋の渡辺みのりさんでした。 正直、一目惚れでした。美形で優しいお兄さんキャラの人が花屋をしてるなんて。同世代ということもあり、一人暮らしの私にとって、渡辺さんと話す時間が幸せでした。 話していくうちに、中身も好きになっていきました。後に同じアイドルが好きという事がわかり、ライブも一緒に行くようになりました。 このまま結婚を前提にお付き合いして下さいと告白しようとしてました。渡辺さんからアイドルになるという報告をされるまでは。 アイドルファンとして、デビューしたての渡辺さんに余計な火種をつくる訳にはいかないのは分かっていたので、告白はせずに、渡辺さんをアイドルの道に送り出しました。 その後は、タイミングが合わず渡辺さんに直接会えることはほとんどなくなりました。たまに渡辺さんがアイドルにならずに、告白できてたらと思うこともありますが、画面の向こうで活躍してるアイドルの渡辺さんを見て、沢山の人を幸せにできると思っているので、今後の活動を応援したいと思います。

22.黒野玄武

玄武くんと同じ家(施設)にいた玄武くんよりひとつ上の女です。玄武くん、小さい頃から大きくて、みんなのお兄ちゃんしてて、お菓子とかもちびたちに自分の分をわけてあげるような子だったから、もっとお菓子を食べてほしくてバレンタインにかこつけてチョコ渡したんです。 ちゃんと食べてほしかったから「本命だから、誰かにあげたりしないでね!」て言い訳までして。 キョトンとしたあとちょっと照れたように「ありがとな」て言ってくれた顔を見て、本物の本命チョコになりました。 私が製菓学校に進学決めた理由はたぶんそこが原点で、そういう意味でも玄武くんは私のアイドルで、初恋です。 ちなみにホワイトデーのお返しは、玄武くんがちびたちと作ったクッキーでした。

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投票期間は1月20日0:00~1月21日23:50です。

次の投票は1月22日から!お楽しみに!