私だけのアイドルだったのにな選手権

私だけのアイドルだったのにな…※アイドルマスターSideMの二次創作企画です。公式様とは一切関係ございません。

#私だけのアイドルだったのにな選手権 予選第3ブロック

皆様お疲れ様です。つのです!

いよいよ#私だけのアイドルだったのにな選手権 予選第3ブロックです。今回の投票期間は1月8日0:00~1月9日23:50です。ご注意ください!

投票フォームはページの一番最後にございます。好きなエピソード3つに投票してください。

 

1.柏木翼

私は普通の人より食べる量が多いです。 高校生のときに、文化祭の打ち上げで食べ放題の焼肉屋さんに行きました。食べ放題ということで、お金のことを考えずに食べられると思い、気の向くままに食べていたのですが、途中からクラスメイトの視線が私に向いてることに気づきました。視線に気づくと今まで聞こえていなかった声まで聞こえました。 「よくあんなに食べられるな」 「食べ放題だからって食いすぎじゃね」 急に恥ずかしくなって、その場から離れようとしたとき、 「わ〜、ここの焼肉屋さん、どれもこれも美味しいですね!」 少しわざとらしい大きな声が聞こえました。 そう言って元々座っていた席を立った翼くんは私の隣に座りました。 「ここの焼肉、美味しいですよね!オレさっきから箸が止まらなくて!」 そう言いながら、焼けたお肉に取り箸を伸ばす翼くん。そんな翼くんを見るやいなや、今まで私を見ていたクラスメイトたちはバツが悪そうに私と翼くんから視線を逸らしました。 「もうお腹いっぱいですか?よく食べるお仲間さんを見つけたと思ったんですけど……」 翼くんは取り箸でお肉を焼きながら言いました。 「ほら、お肉焼けましたよ!食べませんか?」 翼くんが私に問いかけます。 「……うん、食べる」 私がそう答えると、翼くんは満面の笑みを浮かべて、 「はいどうぞ!」 そう言って、私の取り皿に焼けたお肉を分けてくれました。 私は気が抜けたのか、安心したのか、分けてもらったお肉を食べながら大粒の涙をこぼしてしまいました。 翼くんは一瞬驚いた顔をしていましたけど、すぐにいつもの優しい微笑みを見せてくれて、 「我慢しなくていいんですよ、たくさん食べられるって素敵じゃないですか。他の人より食べる幸せを多く感じられるんですから」 翼くんはそのあとは一言も喋らず、泣きながらお肉を頬張る私の隣にずっと居てくれました。 あのとき翼くんが焼いて分けてくれたお肉は今まで食べた食べ物で1番美味しかったです。

2.華村翔真

翔真くんとは実家がすごく近所で、小1から中1までの7年間同じクラスでした。 翔真くんは小1の頃から嫌なことはちゃんと断る人だったから一人でいることも少なくなくて、みんなからは「ノリ悪い」とも言われてましたが、私は自分の意見をしっかり持ってる翔真くんがカッコいいなと思っていたんです。逆に私は嫌なことも全然嫌って言えなくて…。小二の時に男子に掃除を1週間くらい押し付けられ続けて、断れなくて泣いたこともありました。 あの時、翔真くんが泣いてる私を見つけて、「掃除も自分でできなくて女の子泣かせてるのダサすぎるでしょ」って大きい声でみんなに言ってくれた場面は、今でも鮮明に覚えてます。 五年生くらいから翔真くんのことを「カッコいい」って騒ぐ人も増えたけど、翔真くんのカッコ良さは顔だけじゃないんです。見た目だけで騒ぐ女の子が増えたせいで、ますます翔真くんは一人でいることが多くなりましたが…小6のバレンタインで、他の子からは断ってたのに私のものだけあっさり受け取ってくれたということが、私に対して少なくとも近所のよしみは感じてくれていたということの現れだったのだろう、と自惚れています。

3.御手洗翔太

御手洗くんが小学生4年生の頃担任をしてました。授業参観の日、体育で跳び箱をひとりひとり披露したのですが、お姉様と思われる方が御手洗くんが飛ぶ度に歓声を上げるので少し恥ずかしそうにお姉様を見ながら手を振っている場面が微笑ましく私はニコニコして見てました。その時御手洗くんは完全に1組のアイドルでした。その瞬間が初ライブ(仮)だと私は思ってます。

4.冬美旬

背の順の1番前。1人だけ仁王立ちのようなポーズを取らされ晒し者にされる、恥ずかしいポジション。 それがうちのクラスでは俺で、隣のクラスでは冬美旬だった。中学2年の頃だ。 俺は背が低いのもいじられるのも嫌で嫌で堪らなかった。背の順で並ばされるたびに憂鬱で仕方なかった。だけど俺よりも背が低い冬美は、体育の合同授業でも体育祭でも澄ました顔で俺と同じように腰に手を当てていた。なんかそのポーズがやたらと似合っていて、学年で1番背が低いのにまるで後ろの列全員を冬美が率いてるような貫禄があった。 俺は高校2年になって170cm台になったけどテレビで見かける160ないくらいの冬美はあの時と変わらず俺よりも遥かに堂々としてる。身に纏っているのは赤いブレザー風の衣装なのに、思い出すのは白い体操着でまっすぐ前を見ながら腰に手を当てていた姿だった。

5.東雲荘一郎

私が高校生の時のお話です。友達の誘いでCafé paradeというカフェに行った時に、おもてなしが最高なのはもちろん思い出に残ってるのですが、そこで出てきたケーキの数々に感動してしまいました。こんなに素敵なケーキを作るパティシエの方を一目見たいと思い、頻繁に通うようになりました。 ある日、ウエイターの方がお休みだった日に、パティシエの東雲荘一郎さんが接客をしてくれたんです。初めて見た東雲さんに感動してしまい、東雲さんの作るケーキが好きな思いを語ってしまいました。 そんな私に引くこともなく、優しく「ありがとうございます。いつも美味しそうにケーキを食べてる方だと思ってました。気持ちが聞けて嬉しいです。」と言ってくださったんです。私の事を認識してくれてたのも相まって、憧れの人から好きな人に変わりました。 その後、私は東雲さんのようなパティシエになるために、専門学校を目指すことにしました。受験前も東雲さんに相談に乗ってもらい、無事合格した後、お祝いのケーキを作ってくれたのも思い出です。まだ高校生というのもあり、告白する勇気はないまま、専門学校は県外のため、Café paradeに行くことはほとんどなくなってしまいました。在学中、アイドルとしてテレビに出てる東雲さんを見て、届かない人になってしまったので私の恋はそこまでですが、今でも夢を与えてくれた大切な存在です。

6.姫野かのん

30代のシングルファザーです。恋とは違うでしょうが、投稿させてください。 私の息子はかわいいもの、とりわけぬいぐるみが大好きな子です。当時6歳だった息子は幼稚園のお泊まり会に、自分の背丈くらいあるうさぎのぬいぐるみを連れて行きました。 笑顔で別れたその日の夜、突然園から電話がかかってきました。息子が腹痛を訴えて泣き止まないため、迎えに来てほしいとのことでした。 園で事情を聞いても、息子は何も言わず泣いているだけ。仕方なくお泊りを諦めて家に帰ると、やっとぽつぽつと話してくれました。曰く「男の子なのにうさぎなんて変」と言われたらしく、それが悲しくて、泊まりが嫌になってしまったと。「パパ、うさちゃんすきじゃ、へんな子なの?」泣きながらそう言った息子の顔は、今でも思い出す度辛くなります。 息子は泣き疲れて寝てしまいましたが、私はまだ、息子の声が耳に焼き付いて眠れませんでした。誤魔化すように酒を飲みながら録画の子供番組を流していると、そのゲストとして出ていたのがかのんくんでした。 息子と2つしか違わないのに、自分の好きな「かわいい」に胸を張って笑うかのんくん。その姿があまりにも眩しくて、存在してくれていること自体が希望のようで。久しぶりにぼろぼろ泣きました。次の朝、息子を抱きしめて、絶対に大丈夫だから、好きなものを好きなままでいいんだよ、と伝えました。 それからしばらく、かのんくんの出ている雑誌やテレビは必ずと言っていいほどチェックしていました。彼の家のブランド服は、とてもじゃありませんが買えませんでしたが……。 かのんくんがアイドルになったと知って、もっと彼に救われる人が増えるはずだ、と嬉しくなりました。でも同時に、あの夜私を救ってくれた、私だけのアイドルのかのんくんが、と思うと……寂しいような、淡い失恋のような、そんな気持ちになります。 息子は今年、小学校に上がりました。あの日抱きしめていたうさぎと同じ、真っ白なランドセルを背負って、学校に通っています。

7.アスラン=BBⅡ世

大学時代、某スーパーでバイトしていたとき、アスランさんに会った事があります。たまたま私のレジに並んだんですよ。もちろん当時はデビュー前だし有名人じゃ無かったですけど、何と言うか……すごく印象に残っていまして。というか、印象に残らない方が難しいですって。真夏なのに長袖の全身黒コーデだし、肩にぬいぐるみいるし。あと、顔がかっこよかったし。笑 クール系の人なのかなー、(肩にかわいいのが乗ってるけど)って思ってたんですけど、お釣りを渡すとき、ニコってした顔で受け取ってくれて、その笑顔がすごい純真そうというか……とにかく素敵で、ギャップ萌えっていうんですかね?思わずドキっとしちゃいました。しばらくあの笑顔が忘れられなくて、また来るかなって密かに期待してたんですけど、結局1度も会えないままバイトやめました。 最近になって、たまたまテレビでCaféParadeの事を知りまして、あ、あのときの人じゃん!ってなって。まさかバイト先で会ったお客さんがアイドルになってるなんて思わないじゃないですかー。こんな事あるんだな〜。 やっぱりアスランさん、顔かっこいいし笑顔が素敵ですよね。

8.牙崎漣

漣くんがストリートファイトに明け暮れていた時期、よく観戦に行っていました。自分より歳上で大柄の相手にも全く臆することなく突っかかっていくし、途中押されても最後は得意の蹴りで相手を倒すんです。でも勝負が終わるとそのままどこかへフラッと行ってしまうので話しかけようがなくて、こんなに近くで見てるのにどこか遠い存在でした。急に姿を見せなくなってどうしたのだろうと思っていたら、仕事帰りに寄ったラーメン屋さんでラーメンを食べているのを見かけました。声をかけようと思ったんですけど、店主さんともう1人男の子と何やら話し込んでいたのでそのまま帰りました。翌月、彼らがCDデビューしてた時はおったまげましたね。しっかりCD買いました。

9.蒼井悠介

同小出身です。 悠介君とは同じクラスで席が隣同士だったこともあります。 修学旅行の夜に暗い雑木林をまわる今思えばあまり怖くない肝試しがあって、怖がってる私に気がついてこっそり手を握ってくれました。「二人なら怖くないでしょ?」と耳元で言ってくれたあの優しさと温もりは一生忘れたくない思い出です。 あと、教科書を忘れた時に悠介君に見せてもらった事があるんですが、ページの隅にサッカーボールに手足が生えた謎の生き物が落書きされてました。インパクトが強すぎて今もたまに思い出しては笑顔になってしまいます。

10.秋月涼

1つ上のバカ兄が、クラスで一番かわいいと言いながら彼の写真見せてくれたんですよね。 男じゃん、でも可愛いじゃん、って。兄妹揃って一目惚れしてんのおかしくって。 こっそり見に行った時にはち合わせして、筆箱の中身ぶちまけちゃって。 ぎゃぉおおん、って、マジで言いながら集めるの手伝ってくれて。 男子アイドルデビュー、本当におめでとうございます。

11.橘志狼

幼稚園から志狼と一緒です。バレンタインの時、昔はお前のでいいからチョコくれよとかうちに言ってきたくせに、中学年になったころから今年は6個!とかジマンしてきてうざかったです。いっぱいもらってるのに今年はお前のギリチョコ無いの?とか言ってくるから本当にムカつきました。 結局ギリじゃないって言えないままアイドルになっちゃった

12.猫柳キリオ

猫柳君とは去年同じクラスでした。アイドルになる前だったけど、変わった人だって有名で、でも「あいつまたやってるよ笑」て感じの、嫌な感じじゃない意味で。私は最初、好きとか嫌いとか無くて、ふーんって感じだったんですけど。昼休みに落語やってて周りが笑ってるとちょっとうるさいって思ってたかも。 だけど秋頃の体育の時間に私転んじゃって。怪我とかはなかったんですけど、手を洗いに水道のところに行きました。そしたら猫柳君が先にいて、顔を洗っていて。後から聞いたらサッカーボールが水溜りを直撃して、その泥を被ったんだそうです。それで洗いにきていたらしくて、あの重たい前髪をかきあげて。こっちを見て。水滴がぽたぽた落ちて。 びっくりしました。「顔が整ってる」ってこういうことなんだ!て。多分あの頃、彼の顔が良いことに気づいてた人、クラスで私が初めてだと思います。なんだかドキドキして、それからはよくこっそり顔ばっかり見てました。落語聞いてるフリして正直聞いてないことも多かったんですけど、いくつかは面白かったです。 今年クラスが離れてがっかりしてたんですけど、アイドルになっちゃって、皆も彼の顔が良いことに気づいちゃったみたいでまたがっかりです。あーあ。

13.山下次郎

移動教室に向かう途中、扉が少し開いていた化学準備室から聴こえてきた鼻歌につい足を止めてしまった1年生の私。何度か通るふりをして先生の歌を盗み聞きした数日後、ついに扉越しに目が合ってしまい""あっ・・・今の聞いちゃってた?""と少し照れくさそうにする先生の仕草に一目惚れしてしまいました。 先生と少しでも話したくて、入学の時には文系一択かなって思っていたのに理系選択にして化学選んだり、相当思い切ってたなーって思います。あの時の私だから出来たことだし、そのおかげで今があるのかもと思います。 準備室で眠気と戦いながら自習してたら、硲先生に内緒だよ、なんて言いながらコーヒーを淹れてくれたこともありました。あの頃の私には少しだけ大人な味でしたが、仕事の合間にブラックコーヒーばかり飲んでいる今でも忘れられない味です。 時に先生の鼻歌を聞いたり、私の他愛もない話を聞いてもらったり、今思えば夢のような3年間だったなーって思います。 卒業式のあと1人校舎に残った私は、先生に合格の報告と、また歌聴かせてくださいって、あの時考えうる精一杯の気持ちを伝えに行きました。その時に年度末で辞めるんだよねって言われてしまい、一晩泣きはらした目で翌日から卒業旅行に出かけたのは今ではいい思い出です。笑 しばらく経って先生たちがアイドルを始めたと知り、友達と握手会に行きました。"俺の歌たくさん聞いてね"って、伝えてくれて、ようやくあの時蓋をした自分の気持ちと向き合えた気がしてつい泣いてしまいましたが、あの日くれた言葉はずっと覚えていたいです。 先生と出会えたおかげで、大学を卒業した今では子供向け実験キットのメーカーに勤めています。先生が教えてくれたことと大切な思い出を胸に、これからも頑張っていきます。

14.天ヶ瀬冬馬

冬馬くんと付き合ってた高校生のときに、1度だけおうちに招待してもらって、手作りカレーを振舞ってもらいました。そのときに彼がカレーをスパイスから自分で選んで作るのが趣味ということを知りました。振舞ってもらったカレーもスパイスから選んだこだわりのカレーだったようなんですが、カレーが運ばれてから彼のカレー談義が始まって、結局カレーを口につけるまで1時間ほど待ちました。カレーはとっても美味しかったんですが、冷たかったです。そんな冷たいカレーを食べた彼は「これは……冷やしカレー……いけるかもしれないぜっ!」って嬉しそうにしていた姿は忘れません。ちなみに私はカレーを食べたらすぐに帰らさせれて、彼は新しいカレーを作り始めていました。

15.眉見鋭心

夏の終わり頃です。帰り際に忘れ物に気付いて教室へ戻る際に、偶然通りかかった生徒会室に一人でいるのを見かけました。俺は生徒会とは縁のない生徒でしたから、彼が何やら難しそうな書類を真剣な顔で見ている事しか分かりませんでした。 その端正な横顔は、いつもの眉見君とは少し雰囲気が違って見え、数秒程、俺はその場で立ち止まって見つめていました。 声をかけることはしませんでした。 俺は普段あまりテレビを見ないので、アイドルになった彼が出演する番組もたまにしか観ません。ですが、あの日の夕陽に翳った彼の横顔と、遠くから聞こえるヒグラシの声が、まだ強く印象に残っています。

16.花園百々人

生徒会選挙で花園の推薦責任者をやりました。放課後教室に残って一緒に演説の文章考えてた時なんですけど、死ぬほど顔良いなって⋯。いや、花園の魅力って顔だけじゃないんですけど。前期の選挙の時だったので桜とかと相まって、目を離したら消えてしまいそうな、そんな儚さのある顔の良さ、美しさだったんですよ。思わず「好き」って気持ちを声に出しそうになっちゃって、開きかけた口を閉じて一緒に文章を書いてました。

17.岡村直央

なおくんと同じようち園でした。なおくんはいつもしずかにお本を読んでいて、そんななおくんを見てとてもかっこいいなと思っていました。なおくんは色んなことを知っていて、いつも先生とおしゃべりしていました。先生の事がいつもいいなと思っていたし、わたしも早くなおくんとおしゃべりしたいなって思っていました。わたしは遠くからしりつのようち園に行ってたから、今はちがう小学校だけど、ずっとずっとなおくんのファンです。今も応えんしているよ。

18.清澄九郎

 九郎さんのお祖母様と私のお祖母様が旧知の間柄でした。その為、小さい頃から九郎さんとは面識がありました。九郎さんが茶道をやられていたのが羨ましく私も清澄のお祖父様頼んで茶道を習っていたことがあるのですが、お抹茶の味が苦くまた彼の言う侘び寂びというのが分からず1週間も経たずに辞めてしまったのも良い思い出です。ただ私は負けず嫌いでしたの何か良いものはないかと考えた結果、今の仕事に繋がる華道と出会いました。高校3年生の冬に清澄家の離れで私の生けたお花と九郎さんの点てたお抹茶を清澄のお祖父様、お祖母様、私のお祖父様、お祖母様に披露させて頂いた時は何にも変えられない喜びがありました。その時の九郎さんの笑顔はあいどるとして活躍している今の九郎さんからは考えられない程年相応でまた久し振りに見た素の笑顔でした。きっとあの時の顔はもう見れないのでしょう。

19.蒼井享介

享介とは高校時代に付き合ってました。サッカーの練習で忙しそうだったけど、時間を見つけてデートしてくれたり、記念日をまめにお祝いしてくれたり、良い彼氏だったなと思います。ときどき悠介くんと3人で帰ったりもしたので悠介くんともそれなりに仲が良かったです。おうちデートの時もたまに3人でゲームをしたりしたんですが、悠介くんにバレないように手を繋いできたりして「こいつ〜!!」と思ってました。その後プロとしての仕事が忙しくなったということで2人で話し合い円満にお別れしました。基本的に不満はないですが、ファンの女子たちだけはかなり厄介で……古の嫌がらせみたいなのが結構あってびっくりした記憶があります。

20.兜大吾

小さい頃に大吾くんのお家の近くに住んでいました。私が2つ下の学年だったので一方的な認知だと思っていたのですが、下校時に大転倒して泣きじゃくり動けなくなった私を、送迎用の外車から降りて、手を引いて家まで送ってくれたのが大吾くんでした。「あそこのお嬢さんよのぉ?いつも可愛い髪飾りじゃけぇしっとるよ」と大泣きする私を慰めてくれたあの日から、私は大吾くんに引っ付いてばかりの子でした。そんな私を「しょうがないのぉ」と笑いながら一緒に遊んでくれた大吾くんを見かけなくなった頃、テレビでちょっと大人びた大吾くんを見つけて大泣きしました。あの時みたいに私を慰めてくれる大吾くんはもう居ないけど、あの日々は私の宝物です。

21.伊瀬谷四季

 高校入学直後、初めての席替え。隣の席になった彼の周りには、休み時間の度に男子も女子も隔てなくたくさんの人が集まります。入学したばかりで友達の少ない私は、その姿を横目で見ながら1人で次の授業の準備をして、1人で休み時間を過ごすのが常でした。 ある時、少し席を離れて戻ってくると私の席は他の子に占領されていました。…こうなることを恐れてあまり席を立たないようにしていたのに。所謂「陽キャ」の人たちが苦手な私は彼らに声をかけることが出来ず、少し離れたところで立ち尽くすしかありませんでした。しかし。 「あっ!――っち…!ごめんね、席座れないっすよね!ほらみんなどいてー!」 彼がそう言えば、席を占領していた彼らもすぐに謝りながら退いてくれました。 「伊瀬谷くん、ありがとう…!…でも、なんで私の名前知ってるの…?」 「なんでって…してたっしょ、自己紹介!あとあと、オレのこと、四季って呼んで!名字よりも仲良しな感じするし!」 話したこともなかったのに、名前を覚えていてくれたのが嬉しくて。陽キャのことは苦手だけれど、伊瀬谷くん…いや、四季くんのことは、好きになれるかも。そんな気がしました。

22.若里春名

高2の時若里くんと同じクラスでした。知ってる人も多いと思いますが若里くんは2回留年しているので私は今大学1年生です。 高3の冬、私は高校から少し離れた予備校に通っていたので、予備校に知り合いもおらず夜1人で帰っていたのですが、帰り道にある工事現場で若里くんが警備のバイトをしていました。クラスの中では派手な子が話しかけていることが多く、私はほとんど話したことがなかったのですが、同じ高校の制服の人間に何度も会うとあって、信号待ちのタイミングで話しかけてくれて、それ以来若里くんのシフトと私の帰りが合うと信号待ちで話していました。 センター試験以降私があの道を通って予備校に行くことがなくなり、工事も終わって会わなくなりましたが、あの頃毎回暗い夜道で足元を照らしてくれた若里くんにとても励まされていたし、憧れていました。 無事大学に合格したあと、軽音部からアイドルデビューしたと聞いて、文化祭のステージも見に行きました。ステージで生き生きとパフォーマンスしている若里くんを見て、やっぱりあのときと同じくらい元気をもらいました。これからも応援しています。

23.硲道夫

硲くんと高一の時に同じクラスで、あまり男子と話すのが得意ではなかった私が唯一気兼ねなく話ができた人。好きだな、と思うには時間は要りませんでした。高二からはクラスは違ったけれど、たまにすれ違う時にお話しできたのすごい嬉しかったんだよ。高三の時は実は硲くんが図書室で勉強してるって知ったから私も図書室で受験勉強してたんだ。もう硲くんは私の事覚えてないかもしれないけれど、私はあなたの事が今でも忘れられないんだ。

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投票期間は1月8日0:00~1月9日23:50です。

次回の投票は1月10日から!お楽しみに!